会長挨拶

第29回消化器疾患病態治療研究会(旧 潰瘍病態研究会)開催にあたって

この度、2020年9月18日(金)・19日(土)2日間の日程で第29回消化器疾患病態治療研究会を埼玉県のソニックシティ(大宮)にて開催させていただきます。この会は消化管潰瘍性病変の研究会として長い歴史のある潰瘍病態研究会を発展させ、消化器疾患全体の病態および治療に関する基礎的、臨床的研究成果を発表する学術集会として、名称変更から今回で7回目の開催となります。このような歴史ある研究会の当番世話人を仰せつかり、誠に光栄に存じます。
今回のメインテーマとして「高齢化社会における消化器疾患の診断と治療戦略」を取り上げました。高齢化が進む現状において、日常診療における問題点や工夫など治療の安全性と有効性について議論していただきたいと思います。また、本研究会の名称が示すように消化器疾患すべての領域について疫学、病態、診断、治療などに関する演題を幅広く御応募いただきたいと思っております。内科、外科を問わず横断的な消化器疾患の診断およびその治療に関する演題はもちろん、肝胆膵領域の演題も大いに歓迎いたします。さらに「研修医アワード」では優秀な演題・発表に対して表彰を予定していますので、若い先生方にも奮って参加していただきたいと考えています。
多くの皆様のご参加を心よりお願い申し上げます。

第29回消化器疾患病態治療研究会(旧 潰瘍病態研究会)

会長 桜本信一

(埼玉医科大学国際医療センター 消化器外科)